PDF のサイズを小さくする方法(ネットに上げずに圧縮)

重くてメールに添付できない PDF を、ネットに上げずに PC の中で小さくする手順です。文字を選べるまま縮める方法と、いちばん小さくする方法の違いも説明します。

スキャンした書類や写真の多いカタログの PDF は、すぐに数 MB〜数十 MB になります。メールに添付できない、申請のページにアップロードできない、という場面でよく困ります。

ネットの PDF 圧縮サービスは手軽ですが、ファイルをサーバーに送ります。契約書や見積書、社内の資料は、外に出したくないこともあるでしょう。この記事では、テマラボの PDF ソフト「テマPDF」で、PDF を PC の中だけで小さくする手順を説明します。無料版でも全部の機能を試せます。

1. PDF が重くなる理由

PDF の重さのほとんどは、中に入っている写真やスキャンした画像です。文字だけの PDF はもともと軽く、縮めてもほとんど変わりません。重い PDF を小さくするには、中の画像の解像度を下げて作り直すのが効果的です。

2. PDF を入れる

テマPDF の上にある「圧縮・文字の読み取り」を選び、「ファイルを追加…」か「フォルダを追加…」で PDF を入れます。画面へドラッグしても入ります。何十ファイルでもまとめて入れられます。

テマPDFの圧縮・文字の読み取りの画面に PDF を8つ入れたところ
PDF を入れたところ(テマPDF の画面。書類は見本として作ったものです)

3. 縮め方を選ぶ

右の「圧縮」で縮め方を選びます。

  • 画像を縮める:PDF の中の写真・スキャン画像だけを縮めて作り直します。文字・リンク・しおりは残り、文字も選べるままです。ふだんはこちらを使います。強さは「標準(150dpi 相当)」と「小さく(100dpi 相当)」から選べます
  • 強く縮める:ページ全体を画像にして作り直します。いちばん小さくなりますが、文字は選べなくなり、リンク・しおり・フォームは消えます
  • グレーにする(白黒の書類向け):色のいらない書類なら、チェックを入れるとさらに小さくなります

4. 処理して、どれだけ小さくなったか確かめる

「まとめて処理を始める」を押すと、1つずつ順番に処理します。終わると「結果」に、元の大きさと縮めた後の大きさが並びます。書き出した PDF は「元の名前_圧縮.pdf」という名前になり、元の PDF は上書きしません。

縮めても小さくならなかった PDF(もともと文字だけの PDF など)は、元のまま書き出してお知らせします。

テマPDFで処理が終わった画面。14.4MB が 2.7MB になるなど、元の大きさと縮めた後の大きさが並んでいる
処理が終わったところ。14.4MB のカラーのスキャンが 2.7MB に(テマPDF の画面。縮まり方は PDF によって変わります)

5. もっと小さくしたいとき

  • 「縮める強さ」を「小さく(100dpi 相当)」にします。画面で読むだけならたいてい十分です
  • 白黒の書類なら「グレーにする」にチェックを入れます
  • それでも大きいときは「強く縮める」にします。文字が選べなくなる代わりに、「文字の読み取り(OCR)」と組み合わせると、小さくて検索もできる PDF になります(スキャンした PDF を検索できるようにする方法)

無料版では、圧縮の書き出しは1つのファイルにつき先頭5ページまでです(6ページ目からは元のまま入ります)。どれだけ小さくなるかの見込みは、画面の中で全ページ確かめられます。

テマPDF は PDF を PC の中だけで処理し、どこにも送りません。何ファイル処理しても料金は変わりません。

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PDF の圧縮・結合・分割と、スキャンした PDF の文字の読み取り(OCR)ができる Windows 用のソフトです。書類をネットに上げず、PC の中だけで処理します。無料版でも全部の機能を試せます(圧縮と文字の読み取りの書き出しは先頭5ページまで。結合・分割は制限なし)。

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公開日: 2026-10-26 テマラボ