切り抜き動画の作り方(長い録画から縦のショートを何本も作る)
30分〜2時間のセミナーや対談の録画から、30〜60秒の縦の切り抜き動画を何本も作る手順です。ご自分の録画(または使う許可を得た録画)を使う前提で説明します。
他人の動画を切り抜く前に:他人の配信・番組・動画を切り抜いて公開する時は、必ず権利者の許可を得るか、配信者が出している切り抜きの決まり(ガイドライン)に従ってください。無断で切り抜いて公開すると、著作権や肖像権の問題になることがあります。この記事は、ご自分の録画(または使う許可を得た録画)を使う前提で書いています。
長いセミナーや対談の録画は、そのままでは SNS で見てもらいにくいものです。話の中から見どころを30〜60秒ずつ切り出して縦の動画にすると、ショート・リール・TikTok で見てもらうきっかけになります。
この記事では、テマラボの Windows ソフト「テマショート」で、1本の長い録画から縦の切り抜き動画をまとめて作る手順を説明します。テマショートは PC の中で処理するので、何本作っても料金は同じで、社内の録画をネットに上げる必要もありません。
1. 切り抜く場面を決める
切り抜き動画は、最初の数秒で「何の話か」が伝わる場面が向いています。たとえば次のような所です。
- 質問への答えが、1つの話として完結している所
- 「結論から言うと」「ポイントは3つで」のように、話がまとまっている所
- 実例や数字が出てきて、具体的に分かる所
テマショートには、盛り上がる場面を自動で選ぶ機能はありません。話の中身が分かるのは話した本人なので、区間はご自分で選びます。そのぶん、選んだ後の「縦にする」「顔を追う」「字幕」「書き出し」は自動です。
2. 区間をいくつも作る
テマショートで録画を開き、「1. 区間を選ぶ」の段で、再生しながら始まりで「ここから(I)」、終わりで「ここまで(O)」を押します。区間は右の一覧に並び、いくつでも足せます。キーボードの I と O を使うと、再生を止めずに次々に区間を作れます。

顔の解析は、選んだ区間の中だけで行います。2時間の録画でも、解析の時間は区間の長さの分だけです。
3. 区間ごとに、追う人と表示の形を決める
「2. 縦の枠」の段では、上の帯の「区間 01」「区間 02」…で区間を切り替えながら、区間ごとに設定します。
- 追う人:右の一覧から、顔の小さな画像をクリックして選びます。縦の枠が、その人の顔を追って動きます
- 表示の形:「1人を追う」「2人を上下に」「全体を入れる」
- 寄り具合:「標準」「少し寄る」「寄る」

途中で話す人が替わる時は、その時刻で「ここから別の人を追う」を押して、次に追う人を選びます。
4. 対談は「2人を上下に」
2人が並んで話す対談を縦にすると、どちらか片方しか映りません。「2人を上下に」を選ぶと、上と下に1人ずつ、それぞれの顔を追って並べます。話す人に合わせて切り替えなくても、2人とも映ります。

5. 字幕を付ける
切り抜き動画は、音を出さずに見る人も多いので、字幕があると最後まで見てもらいやすくなります。「3. 字幕」の段で「字幕を付ける(文字起こし)」を押すと、区間の音声から字幕を作ります。くわしくはショート動画に字幕を自動で付ける方法をご覧ください。
6. まとめて書き出す
「4. 書き出し」の段で、書き出す区間にチェックを入れ、置き場所を選んで書き出します。選んだ区間を順に、縦 1080×1920 の MP4 にします。全体の進み具合と残り時間の目安が出て、途中で止めても「残りを続ける」で続きから書き出せます。

ファイル名は「元の名前_short_01」「元の名前_short_02」…です。同じ名前があれば番号を付け、上書きしません。区間・追う人・字幕は自動で保存されるので、後から区間を足して書き出すこともできます。
無料版でも全部の機能が使え、本数の制限もありません。書き出した動画の真ん中に「テマショート」の透かしが入るので、公開に使う時は製品版にしてください。1本ずつの縦の動画の作り方は横動画を縦のショート動画にする方法で、もう少しくわしく説明しています。
テマショートを無料版で試す
横の動画から、縦のショート動画を切り出す Windows 用のソフトです。選んだ人の顔を追って縦の枠を自動で動かし、字幕も自動で付けます。何本作っても月額は同じで、動画はネットに上げません。無料版でも全部の機能を試せます(書き出した動画に透かしが入ります)。
公開日: 2026-10-26 テマラボ