発表会・運動会の動画から、わが子だけの縦動画を作る方法

ステージ全体や校庭を横向きで撮った動画から、わが子が真ん中に映る縦の動画を作る手順です。おじいちゃん・おばあちゃんにスマホで見てもらう1本にも向いています。

発表会や運動会では、ステージ全体や校庭が入るように引きで撮ることが多く、わが子は画面の中で小さく映ります。あとからスマホで見ると「どこにいるか分からない」こともあります。

この記事では、テマラボの Windows ソフト「テマショート」で、引きで撮った横の動画から、わが子の顔を追った縦の動画を作る手順を説明します。お子さんの顔を選ぶだけで、縦の枠がその子を追って自動で動きます。動画はネットに上げず、PC の中だけで処理するので、家族だけで見る動画にも使えます。

1. 撮る前に:撮影のルールと、横向きで撮ること

園や学校が決めた撮影のルール(撮影してよい場所・時間、SNS への公開の可否)を先に確かめてください。撮影が禁止されている場面では撮らないでください。

テマショートは、横向き(16:9)の動画から縦の動画を切り出します。スマホを横向きにして、ステージ全体や走るコースが入るように撮っておくと、あとから「わが子だけ」の縦の動画を作れます。縦向きで撮った動画は「横の動画を選んでください」と出て、読み込めません。

4K で撮る寄っても、くっきり書き出せる。顔が小さく映る遠くからの撮影に向く
フル HD(1920×1080)で撮るSNS やスマホで見るには十分。「寄る」を選ぶと少しやわらかくなる
ズームで顔を大きく撮る顔を見失いにくい。ただし枠の外に出やすいので、少し引き気味が向く

2. 動画を開いて、わが子の出番を選ぶ

テマショートで動画を開き、「1. 区間を選ぶ」の段で、わが子が出る所の始まりで「ここから(I)」、終わりで「ここまで(O)」を押します。かけっこ・ダンス・合奏のように出番が分かれている時は、区間をいくつでも作れます。顔の解析は選んだ区間の中だけなので、1時間の動画でも待ち時間は区間の長さの分だけです。

テマショートで横の動画を再生しながら区間を選ぶ画面
出番の区間を選ぶ(テマショートの画面。人物は AI で生成した動画です)

3. わが子の顔を選ぶ

「2. 縦の枠」の段の右に、区間の中に映っている人が顔の小さな画像で並びます。わが子の顔をクリックすると、縦 9:16 の枠がその子の顔を追って左右に動きます。何人並んでいても、選んだ子だけを追います。

2人が映る横の動画で、選んだ人を縦の枠が追い、1人だけの縦の動画になる
選んだ人の顔を追って、1人だけの縦の動画に(テマショートの画面と書き出し。人物は AI で生成した画像から作った試験の動画です)

運動会の帽子で顔が隠れる、後ろ向きになる、遠くて顔がとても小さい、といった場面では、顔を見失って枠が止まったり、ほかの子に移ったりすることがあります。その時は、再生位置で「ここから別の人を追う」を押してわが子を選び直すか、「ここから枠を止める」で枠を置いてください。お手元の動画で追えるかどうかは、無料版で確かめられます。

4. ほかの子の出番を抜く

右の「詰める」で「追う人が写っていない所をカットする」をオンにすると、わが子の顔が続けて1秒(0.5〜3秒から選べます)以上見つからない所を抜いて、前後を詰めます。ほかの組が走っている間や、舞台の袖に下がっている間が抜けるので、わが子が映っている所だけの1本になります。抜いた所は一覧と時間の帯に出て、残したい所は1つずつ「戻す」で戻せます。

テマショートで、追う人が写っていない所を抜いた画面。右に抜く所の一覧、下の時間の帯に斜線で抜く所
追う人が写っていない所を抜いたところ(テマショートの画面。大人の対談の試験の動画で、人物は AI で生成した画像から作った試験の動画です)

5. 前半と後半、2台で撮った動画をつなぐ

撮影が途中で分かれた動画や、家族2人がそれぞれのスマホで撮った動画は、右の一覧の「+ 場面を足す…」で「場面」として後ろにつなぎ、1本の縦の動画にできます。順番はドラッグで入れ替えられます。たとえば「午前のかけっこ」と「午後のダンス」をつないで、その日のわが子の1本にできます。わが子を追う設定は、場面ごとに決めます。

テマショートで、2本の動画を場面1・場面2としてつないだ画面
2本の動画を場面としてつないだところ(テマショートの画面。人物は AI で生成した動画です)

6. タイトル帯を入れて書き出す

縦の画面の上に、タイトル帯(2行まで)を入れられます。「2026年 運動会」「年長組 発表会 合奏」のように入れておくと、あとで見返す時に分かりやすくなります。音楽や合奏の場面は字幕が要らないので、字幕は付けずに書き出せます。

「4. 書き出し」の段で書き出すと、縦 1080×1920 の MP4 になります。スマホに送って、そのまま見られます。

テマショートで、2本の動画をつないだショートの上にタイトル帯を入れた画面
2本の動画をつないで、上にタイトル帯を入れたところ(テマショートの画面。人物は AI で生成した動画です)

7. 家族に送る前に:ほかのお子さんが映る時

わが子を追った縦の動画にも、隣の子や先生が映ることがあります。家族の中で見るだけなら問題になりにくいですが、SNS などに公開する時は、ほかのお子さんの保護者の了承を得るか、顔を隠してください。園や学校が公開を禁じている時は、公開しないでください。顔を隠すには、書き出した縦の動画を動画にモザイクをかける方法のとおりに、テマカットで処理できます。

無料版でも全部の機能が使え、本数の制限もありません。書き出した動画の真ん中に「テマショート」の透かしが入るので、透かしなしで残したい時は製品版にしてください。グループの動画や配信から1人を追う使い方は、推しの人だけを追う縦動画の作り方で説明しています。

テマショートを無料版で試す

何人も映る横の動画から、選んだ人の顔を追う縦のショート動画を作る Windows 用のソフトです。映っていない所は自動でカットし、字幕も自動で付けます。何本作っても月額は同じで、動画はネットに上げません。無料版でも全部の機能を試せます(書き出した動画に透かしが入ります)。

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公開日: 2026-10-26 テマラボ