動画にモザイク・ぼかしをかける方法
動画に映り込んだ顔や書類、連絡先などを、モザイク・ぼかし・塗りつぶしで隠す手順です。動く顔にモザイクを付いていかせる方法も説明します。
撮った動画を見返すと、通りがかった人の顔、机の上の書類、画面に出た連絡先など、公開する前に隠したいものが映っていることがあります。隠し方は、細かいマス目にする「モザイク」、にじませる「ぼかし」、色でふさぐ「塗りつぶし」の3つが基本です。
この記事では、動画の一部にモザイクやぼかしをかける手順を、テマラボの動画編集ソフト「テマカット」の実際の画面で説明します。無料版でも全部の機能を試せます。
1. モザイク・ぼかし・塗りつぶしの違い
- モザイク:隠したい所を大きなマス目にします。「ここを隠している」とはっきり伝わります
- ぼかし:にじませて見えなくします。周りの映像になじむので、背景の看板や通行人を目立たせずに隠したいときに向きます
- 塗りつぶし:好きな色でふさぎます。文字や番号を確実に読めなくしたいときに使います
テマカットでは、かけたあとでも3つを切り替えられます。まずモザイクでかけて、見た目を比べてから決めても大丈夫です。
2. 手順: 隠したい所を囲んでモザイクをかける
- テマカットに動画を読み込み、タイムラインに置きます
- 隠したいものが映っている時刻に、再生ヘッド(赤い縦線)を合わせます
- タイムラインの上の「▦ モザイク・ぼかし」を押します
- プレビューの上で、隠したい所をドラッグで囲みます。囲んだ所にモザイクがかかります
- 枠の上に出る「モザイク」「ぼかし」「塗りつぶし」で、隠し方を切り替えます

範囲の形は、右の設定(インスペクター)の「描き直す」で「四角」「丸」「なぞって囲む」から選び直せます。顔は「丸」、形がいびつな物は「なぞって囲む」が合わせやすいです。
モザイクはタイムラインに5秒の長さで置かれます。隠したいものが映っている間だけかかるように、タイムラインでモザイクの端をドラッグして長さを合わせてください。
3. 動く顔にモザイクを付いていかせる
人が歩いたり、話しながら動いたりすると、止まったモザイクからはみ出してしまいます。テマカットでは、顔の動きにモザイクを付いていかせられます。
- モザイクを選び、右の設定の「顔に追従」を開きます
- 「顔を解析して追従する顔を選ぶ」を押します。動画の中の顔を探します
- 見つかった顔が「F1」「F2」…の番号で並びます。誰がどの番号か分からないときは「顔の番号を表示」を押すと、プレビューに番号が出ます
- 隠したい人の「F1 に追従」などを押すと、モザイクが顔を囲む丸になり、顔の動きに合わせて動きます
顔が横を向いた所などで少しずれる場合は、同じ設定の「位置・大きさ(動き)」で、ずれた時刻の位置や大きさを直せます。
顔以外の動くもの(車のナンバーなど)は、自動では追いかけません。「位置・大きさ(動き)」の ◇ でキーフレーム(その時刻の位置の目印)を打ち、時間を進めて枠を合わせる、を繰り返して動かします。
4. 強さとかける時間の決め方
- ブロックの大きさ・ぼかしの強さ:大きいほどよく隠れます。文字や顔の輪郭が読み取れなくなるまで上げ、書き出す前に等倍で確かめます
- 境界のぼかし:0 で境目がくっきりします。大きくすると周りになじみます
- かける時間:隠したいものが映り始める少し前から、映らなくなる少し後までにします。1コマでも残ると、止めて見たときに読めてしまいます
モザイクは映像だけを隠し、テロップ(字幕)にはかかりません。字幕の上にモザイクが重なっても、字幕はそのまま読めます。
5. 動画をネットに上げずに隠したいとき
隠したいものが映っている動画は、そもそも外に出したくない動画であることが多いはずです。ブラウザで使うモザイクのサービスの多くは、動画をサーバーに送って処理します。
テマカットのモザイクと顔の解析は、お使いの PC の中だけで処理します。動画をどこにも送りません。インターネットにつなぐのは、ライセンスの認証と更新の確認のときだけです。
テマカットを無料版で試す
動画の顔加工・無音カット・自動字幕・モザイクができる Windows 用の動画編集ソフトです。無料版でも全部の機能を試せます(書き出した動画に透かしが入ります)。
公開日: 2026-10-25 テマラボ