動画の顔を加工する方法(美肌・小顔・あご)

撮った動画の顔を、PC で自然に補正する手順です。肌をなめらかに・明るくするところから、小顔・あごの細さ・目の大きさまで、どこをどのくらい動かすと自然に見えるかの目安もまとめました。

写真の加工アプリはたくさんありますが、動画の顔をきれいに整えたい場面になると、選択肢がぐっと減ります。動画は1秒に30枚ほどの絵が続くので、顔が動いても補正がずれない仕組みが必要になるからです。

この記事では、Windows の PC で動画の顔を加工する手順を、テマラボの動画編集ソフト「テマカット」の実際の画面で説明します。無料版でも全部の機能を試せます。

1. 動画の顔加工でできること

動画の顔加工は、大きく2つに分かれます。

  • 肌の補正(美肌):肌をなめらかにする、明るくする、血色を足す。照明が足りない部屋で撮った動画や、肌の荒れが気になるときに使います
  • 形の補正:頬からあごの輪郭を寄せて小顔にする、あごを細くする、目を大きくする、鼻の幅を細くする

どちらも、顔の位置を毎コマ見つけ直して補正をかけます。顔が左右に動いたり、少し横を向いたりしても補正がついていくのがポイントです。

2. 手順: 顔を見つけて、美肌をかける

  1. テマカットに動画を読み込み、タイムラインに置きます
  2. 右の設定(インスペクター)の「美顔補正」を開き、「有効」にチェックを入れます
  3. 「顔を解析」を押します。動画の中の顔を自動で見つけ、輪郭と目印の点が表示されます
  4. 「美肌」の「なめらかさ」「明るさ」「血色」のスライダーを動かします。プレビューにすぐ反映されます
  5. 「補正前 / 補正後を比較」を押すと、補正前の顔と見比べられます
テマカットの画面。顔を自動で検出し、輪郭と目印の点が緑で表示されている
「顔を解析」を押すと、顔を自動で見つけます(テマカットの画面。人物は AI で生成した画像です)
美顔補正の補正後
美顔補正の補正前
補正前補正後 比較画像は準備中です
境目を左右に動かすと、補正前と補正後を見比べられます(なめらかさ 75%・明るさ 30%・血色 15%・小顔 15%・目の大きさ 10%)

3. 小顔・あご・目を整える

同じ「美顔補正」の欄に、形を整えるスライダーがあります。

  • 小顔の強さ:頬からあごの輪郭を内側に寄せます
  • あごの細さ:あごの先を細くします。小顔と組み合わせると、フェイスラインがすっきりします
  • 目の大きさ:目を少し大きくします
  • 鼻の幅・鼻先の大きさ・鼻の長さ:鼻の形を少しずつ変えます
  • 曲がり補正:顔が傾いていても、形の補正がずれないようにします
顔の形の調整。補正前と、小顔・あごの細さ・目の大きさ・鼻を調整した補正後、テマカットの美顔補正の設定欄
顔の形だけを変えた例と、設定の画面(人物は AI で生成した画像です)

4. 不自然にならない強さの目安

動画の顔加工で一番多い失敗は「かけすぎ」です。写真と違って顔が動くので、強くかけるほど輪郭のゆがみや肌ののっぺり感が目立ちます。次の順番で、少しずつ上げるのがおすすめです。

  1. まず「明るさ」を 20〜30% 前後に。暗い部屋で撮った動画は、これだけで印象が大きく変わります
  2. 「なめらかさ」は 50% くらいから始め、肌の質感が残る所で止めます
  3. 形の補正(小顔・あご・目)は、最初は 10〜20% 程度に。顔を横に振る場面で輪郭がゆがんで見えたら下げます
  4. 最後に「補正前 / 補正後を比較」で見比べ、補正前と並べて違和感がないかを確かめます

上の数値は目安です。照明・カメラ・顔の大きさで見え方が変わるので、必ずご自分の動画で確かめてください。

5. 動画をネットに上げずに加工したいとき

ブラウザで使う加工サービスの多くは、動画をサーバーに送って処理します。社内の動画や、お客様が映っている動画は、外に出したくないこともあるでしょう。

テマカットの美顔補正は、お使いの PC の中だけで処理します。顔の検出も補正も書き出しも、動画をどこにも送りません。インターネットにつなぐのは、ライセンスの認証と更新の確認のときだけです。

テマカットを無料版で試す

動画の顔加工・無音カット・自動字幕・モザイクができる Windows 用の動画編集ソフトです。無料版でも全部の機能を試せます(書き出した動画に透かしが入ります)。

無料版をダウンロード(Windows 10/11) テマカットの詳しい説明と料金

公開日: 2026-10-25 テマラボ