YouTube ショートの作り方(横の動画から作って、パソコンから投稿する)

YouTube に上げた横の動画を、ショートでも見てもらいたい。そんな時の YouTube ショートの作り方を、ショートになる条件から、縦の動画の作り方、パソコンからの投稿、よくある失敗まで順に説明します。

できること横 16:9 の動画から、話している人の顔を追う縦 9:16(1080×1920)の動画を作り、YouTube ショートとして投稿する
使うソフトテマショート(横の動画から縦のショート動画を切り出すソフト)。投稿は YouTube の画面から
料金テマショートの製品版は月額980円・年額9,800円・買い切り49,800円(税込)。何本作っても同じ料金です
無料版の範囲すべての機能が使え、本数・長さの制限もなし。書き出した動画の真ん中に「テマショート」の透かしが入る(画面のプレビューと字幕のファイル .srt には入らない)
動く環境Windows 10 / 11(64ビット)。メモリ 8GB 以上(16GB を推奨)。GPU がなくても動く

15分の講座の動画を YouTube に上げた。中でもよく話せた1分を、ショートでも流したい。ところが横の動画をそのまま上げると、ショートではなく普通の動画として並びます。縦の画面に入れれば、上下が大きく空いて人が小さく映ります。

YouTube ショートの作り方は、決まった形の縦の動画を作って上げるだけです。この記事では、横の動画から縦の動画を作る手順を、テマラボの Windows ソフト「テマショート」の画面で説明します。パソコンから投稿する手順と、ソフトを買わずに作る方法も書きました。

1. 結論: 縦・3分以内の動画を上げれば、ショートになる

YouTube では、2024年10月15日以降に上げた動画のうち、次の2つを満たすものがショートとして扱われます。特別な設定やボタンはありません。

画面の形縦長か正方形。おすすめは縦 9:16 の 1080×1920
長さ3分以内

2026年10月時点の YouTube の案内に基づく目安です。条件は変わることがあるので、投稿の前に YouTube のヘルプも確かめてください。

つまり、やることは「横の動画から、縦 9:16・3分以内の動画を作る」と「それを上げる」の2つです。難しいのは前の方で、横の画面から縦に切り出すと、左右の大部分が切れます。人が左右に動くと、すぐ画面の外に出てしまいます。

2. 横の動画から YouTube ショートを作る手順

  1. テマショートを起動し、横の動画を開きます。MP4・MOV・MKV・WebM の動画を画面にドラッグするか、「動画を選ぶ…」で開きます。
  2. 「1. 区間を選ぶ」で、ショートにする所を決めます。動画を再生しながら、始まりで「ここから(I)」、終わりで「ここまで(O)」を押します。区間1つが1本のショートになります。3分を超えないように選びます。
テマショートの区間を選ぶ画面。横の動画の下に再生の帯と「ここから」「ここまで」のボタン、右にショートの一覧
区間を選ぶ画面。右の一覧に、作るショートが並びます(テマショートの画面。人物は AI で生成した動画です)
  1. 「2. 縦の枠」で、追う人を選びます。区間の中の顔を解析し、映っている人が右に並びます。追いたい人の顔を押すと、横の画面の青い縦の枠がその人の顔を追って動きます。右に縦 9:16 のプレビューが出るので、再生して確かめます。
テマショートの縦の枠の画面。横の動画の上に青い縦の枠と顔の印、右に縦9:16のプレビューと追う人
青い枠が、縦に切り出す範囲です(テマショートの画面。人物は AI で生成した動画です)
  1. 「3. 字幕」で、字幕を付けます(付けない時は飛ばします)。「字幕を付ける(文字起こし)」を押すと、話した言葉から字幕を作ります。ショートは音を出さずに見る人もいるので、しゃべりの動画なら付けておくと伝わりやすくなります。くわしくはショート動画に字幕を自動で付ける方法をご覧ください。
  2. 「4. 書き出し」で、縦の動画に書き出します。書き出すショートにチェックを入れ、置き場所を選んで書き出します。縦 1080×1920 の MP4 になり、ファイル名は「元の名前_short_01.mp4」のように番号が付きます。
テマショートの書き出しの画面。ショートが3本並び、右に置き場所と「3 本を書き出す」のボタン、無料版の透かしのお知らせ
書き出しの画面。無料版では、右に透かしのお知らせが出ます(テマショートの画面)
  1. パソコンのブラウザで YouTube Studio を開き、右上の「作成」から「動画をアップロード」を選びます。書き出した MP4 を選ぶか、画面にドラッグします。
  2. タイトルと説明を入れ、公開の設定を選んで公開します。縦で3分以内の動画なら、そのままショートになります。公開した後、YouTube Studio の「コンテンツ」で「ショート」のタブに並んでいれば、ショートとして扱われています。

テマショートには、YouTube へ直接投稿する機能はありません。書き出した MP4 を、YouTube の画面やアプリから上げてください。書き出した動画をスマホに送れば、スマホの YouTube アプリから上げることもできます。

元の横の動画の1コマと、テマショートで書き出した字幕つきの縦の動画の同じ時刻の1コマ
左が元の横の動画、右が書き出した縦の動画(製品版で書き出したもの。人物は AI で生成した画像から作った試験の動画で、声は音声合成です)

3. よくある失敗

  • 横の動画のまま上げてしまう。横長の動画は、短くてもショートになりません。縦長か正方形にしてから上げます。
  • 3分を少しだけ超えてしまう。3分を超えると、縦の動画でも普通の動画として扱われます。テマショートでは、1本のショートが3分を超えると「媒体によっては 3 分を超えるショートを出せません」とお知らせします。
  • 横の動画を縦の画面に入れて、上下を黒く埋める。人が小さく映り、スマホの画面の大部分が黒い帯になります。話す人の動画なら、顔を追って縦に切り出す方が見やすくなります。スライドやゲームの画面のように全体を見せたい時だけ、テマショートの「全体を入れる」(上下は同じ映像をぼかして埋めます)を使います。
  • 字幕が下のボタンや説明文に隠れる。ショートの画面の下と右には、いいね・コメントのボタンや説明文が重なります。テマショートの「隠れやすい範囲を表示する」をオンにすると、隠れやすい所が赤く出るので、そこを避けた高さに字幕を置きます。
  • 寄りすぎて、画質がやわらかくなる。フル HD(1920×1080)の横の動画から縦に切り出すと、608×1080 の範囲を 1080×1920 に広げます。さらに「寄る(1.5倍)」にすると、もっとやわらかくなります。元の動画は 4K がおすすめで、フル HD の時は寄り具合を「標準」にします。
  • 人の動画や、権利のある音楽を使う。テレビ番組・ライブの映像・公式の動画を、許可なく切り抜いて上げることはできません。自分の動画でも、権利のある音楽が流れていると、公開が制限されることがあります。
  • 無料版で書き出した動画を、そのまま上げてしまう。無料版で書き出した動画には、真ん中に「テマショート」の透かしが入っています。仕上がりの確認用です。

4. ソフトを買わずに無料で作る方法

ショートは、無料の道具だけでも作れます。動画によっては、こちらで十分です。

  • スマホの YouTube アプリで、縦で撮ってそのまま上げる。アプリの「+」から「ショート」を選ぶと、縦で撮って短く切り、音楽や文字を付けて投稿できます。これからショート用に撮るなら、いちばん手軽です。
  • Windows の動画編集アプリ「Clipchamp」で、縦に切り出す。Windows 11 に入っている Clipchamp は、無料で使えるプランがあります。画面の比率を 9:16 にして、横の動画を拡大し、人が真ん中に来るように位置を合わせて書き出します。
  • はじめから縦で撮り直す。ショートを毎回作るなら、撮る時に縦の画面も撮っておくのが確実です。

Clipchamp のように手で位置を合わせる方法は、人が真ん中に座ったまま話す動画なら、1回合わせるだけで済みます。人が左右に動く動画や、何人も映る動画では、人が動くたびに位置を合わせ直すことになります。1分の動画でも、何十か所も直すことがあります。

5. テマショートなら、人が動く動画でも枠が追う

テマショートは、選んだ人の顔を追って縦の枠を自動で動かします。位置を手で合わせ直す作業がいりません。顔が少し動くだけでは枠を動かさず、大きく動いた時だけなめらかに追うので、縦の画面が細かく揺れません。外れた所は、「ここから別の人を追う」「ここから枠を止める」で直せます。

  • 1本の長い動画から、何本もまとめて。区間はいくつでも作れて、まとめて書き出せます。講座やセミナーの録画から週に何本も出す時に向きます(切り抜き動画の作り方)
  • 字幕も同じソフトで。話した言葉から字幕を作り、字幕のファイル(.srt)も書き出せます
  • 話す人が替わる対談にも。「話している人に自動で切り替える」で、声から話者を聞き分けて枠を移します。「2人を上下に」並べることもできます
  • 何本作っても料金は同じ。1本ごと・1分ごとの料金やクレジットはありません。ネットのショート作成サービスと違い、動画をアップロードせずに作れるので、公開前の動画もそのまま扱えます

無料版でも、すべての機能が使えます。本数・長さの制限もありません。書き出した動画には透かしが入りますが、画面のプレビューには入らないので、お手元の動画で顔の追い方を確かめてから選べます。製品版になると透かしが消え、Claude Code や Claude のデスクトップアプリから「この録画の 0:05〜0:15 を字幕つきの縦のショートにして」と頼むこともできます。

6. よくある質問

タイトルに「#Shorts」を付けないと、ショートになりませんか?

付けなくてもかまいません。ショートになるかどうかは、縦長か正方形で、3分以内かで決まります。

パソコンからでも YouTube ショートを投稿できますか?

できます。パソコンのブラウザで YouTube Studio を開き、「作成」→「動画をアップロード」で縦の動画を上げます。縦で3分以内なら、ショートとして扱われます。

無料版で、作れる本数や長さに上限はありますか?

ありません。すべての機能が使え、本数・長さの制限もありません。書き出した動画の真ん中に「テマショート」の透かしが入ります。ライセンスキーを登録すると透かしが消えます。

スマホで縦に撮った動画にも使えますか?

テマショートは、横向き(16:9)の動画から縦の動画を切り出すソフトです。縦に撮った動画を読み込むと、その理由をお知らせして読み込みを止めます。縦に撮った動画は、そのままショートとして上げられます。

1本の長い動画から、何本もショートを作れますか?

作れます。区間をいくつも作ると、区間ごとに1本のショートになり、まとめて書き出せます。テマショートは盛り上がる場面を自動では選ばないので、区間はご自分で決めます(製品版なら、Claude に区間を選んでもらうこともできます)。

動画はネットに送られますか?

送られません。インターネットにつなぐのは、ライセンスの登録・確認、更新の確認、字幕の文字起こしのデータの初回ダウンロードのときだけで、動画・音声・字幕は送りません。

Mac で使えますか?

いまは Windows 版のみです。Windows 10 / 11(64ビット)の PC で動きます。

テマショートを無料版で試す

何人も映る横の動画から、選んだ人の顔を追う縦のショート動画を作る Windows 用のソフトです。映っていない所は自動でカットし、字幕も自動で付けます。何本作っても月額は同じです。製品版は、Claude Code や Claude のデスクトップアプリから操作することもできます。無料版でも全部の機能を試せます(書き出した動画に透かしが入ります)。

無料版をダウンロード(Windows 10/11) テマショートの詳しい説明と料金

公開日: 2026-10-29 テマラボ